「デジタル化」は大きな経済対策のひとつ!デジタル化応援隊事業の再開、その他

その他経産省補助金

昨日の記事で日本の財政状況について書きましたが、やはり過去30年の間に先進国の中でも日本の財政が悪化した最大の理由は、多額のお金(予算・歳出)を使っても他国と比べGDPが伸びなかった(=成長できなかった)ことかと考えます。その要因の一つは、他国に比べ(生産性の高い)「IT・デジタル」産業が育たなかったこと、デジタル化を活用した生産性向上に遅れをとったことなのでしょうね?(GAFAのようなのイノベーション企業が一つでも日本で育っていれば、事態は違ってきたのでしょうか?)

このような背景もあり、現在政府が掲げる今後の主要経済対策の一つに「デジタル化」があります。政府には今後官民のデジタル化を更に積極的に支援してもらいたいものです。

さて、先月不正問題で中断しておりましたデジタル化事業者支援の一つである「デジタル化応援隊事業」が昨日再開されています。

*デジタル化応援隊事業HP公表記事:「第Ⅱ期中小企業デジタル化応援隊事業の再開について」                               >>https://digitalization-support.jp/documents/reopening_announcement.pdf

今回の事業一時停止に伴い、今後のスケジュールは以下の通り変更・延長されておりますので、事業者においては積極的にご活用いただければと思います。

ただし、ご承知の通り、「指導の実態がないにもかかわらず、ITの専門家や中小企業を装った不正」を指南する悪徳業者の存在が報告されておりますので、引き続き十分ご注意ください。

当支援制度ですが、IT導入補助金同様に来年度も引き続き継続されるかと予想しております。IT人材が乏しい中小事業者において、当制度は大変有益な制度と考えます。

ちなみに私も来年この制度を使って、HPのSEO対策、及び閲覧数を上げるためのブログ記事の書き方についてIT専門家に教えてもらおうかとも考えています。以下、当制度の活用事例になりますが、ご興味のある方、是非右のURLへアクセスし、事例内容に目を通していただければと思います。>>URL:https://sample.digitalization-support.jp/

最後に、デジタル化応援隊事業以外のIT専門家活用制度ですが、以前ブログに書いたとおり、以下の制度も活用できます。

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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