【速報】省力化投資補助金の申請方法、第1回公募スケジュールが判明!ベンダーとの共同申請に!

その他経産省補助金

先週、中小機構HPに省力化投資補助金の事務局公募説明会資料が掲載され、当補助金の申請方法、申請の流れ等が判明しました!

事務局公募説明資料:説明会資料:「中小企業省力化投資補助事業」に係る事務局公募 (smrj.go.jp)

1)申請方法~対象商品メーカー・代理店との共同申請~

申請方法は下のスライドのとおりです。当補助金へ申請する事業者は、まず事務局HP(カタログHP)へアクセスの上、導入する対象商品を選択。その後、事務局へ登録済みの商品メーカー、もしくは販売代理店へ連絡・協議後に共同で補助金申請することになります。以前の記事で予想したとおりベンダーとの「共同申請」になりました!当初、当補助金の申請方法は「簡易なカタログ型」としてましたが、今回「共同申請」になったことで、申請する事業者にとっては申請負荷が一層小さくなるかと思われます。(イメージは現行のIT導入補助金の申請方法)

2)申請の流れ、公募スケジュール大枠

下の公募スケジュール(イメージ)にあるとおり、今年3月末の1回目公募開始以降、2か月毎に公募が実施される予定です。(2026年9月頃までに計15回程度)以下、申請の流れになります。

  • 公募期間は2か月(=2か月毎に申請締切が設けられます)
  • 審査期間は1か月(他の主要補助金より短いですね。申請締切から1か月後には採択発表(=交付決定)となります。)
  • 補助事業実施期間は1年以内のようです。(当補助金は基金化されてますので、1年という結構長い実施期間となっています。)
  • 補助事業の完了後、導入効果の報告義務が5年間あるようです。

3)1回目公募スケジュールの予想

  • 3月末に事務局HPが公開、公募要領が公表されますが、重要な「商品カタログ」の公開は4月下旬頃になるかと予想します。実際の申請受付開始は同じ4月下旬ごろになると思われます。
  • 申請締切は5月末、採択結果の発表は6月末ぐらいでしょうか。
  • IT導入補助金同様、当補助金においては「採択結果発表=交付決定」となるので、他の主要補助金で必要な交付申請手続きは不要です。原則、採択結果発表後には商品の発注が可能になると思われます。(公募要領を確認する必要はあります。)

4)対象商品のメーカー登録、販売登録について

当補助金の対象商品は、事務局のカタログに登録された商品に限定されます。また、対象商品の購入先は、同様に事務局に登録されたメーカー・代理店でなければいけませんので、ご注意ください。当補助金へ申請・活用する事業者にとっては関係ありませんが、メーカーの省力化商品登録方法、及び販売代理店の登録方法は下のスライドのとおりになります。メーカー・代理店の事務局登録開始(ベンダー公募開始)は3月下旬となっています。当補助金を商機と考え事務局へ登録申請を予定しているメーカー・販売代理店は、ベンダー公募用の公募要領を熟読する必要があります。

ちなみに、どれぐらいの省力化商品がカタログに掲載されるかということですが、事務局説明資料には「カテゴリ数300種×各カテゴリに型番100種を想定」と書いてあります。ということは、掲載される対象商品数は約3万ぐらいを想定しているようです。ここでいう「カテゴリー」の定義は不明ですが、ロボット、Iot、AI関連商品以外にも(省力化効果があるという前提で)思いもよらない商品も補助対象になるのではないかと予想しています。個人的な意見ですが、結果として申請しないにしても、省力化投資意欲のある全ての事業者は4月末に公表される「商品カタログ」に目を通すべきと考えます。

矢埜 幸男

矢埜 幸男

これまで幅広い分野で多くの和歌山県内事業者を支援してきました。特に、各種補助金の申請サポート、プレスリリース作成サポートにおいては、事業者のお役に立てると自信を持っております!

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矢埜 幸男

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